Vision<目指す社会> 誰もが人間らしく笑顔で生きる平和社会
Mission<使命> 特に青少年の自殺とうつを「予防」し、なくすこと
Value<私たちの価値> 大人子ども関係なく、輝く笑顔と真実なメッセージで生きる力を注ぐ
私たちは「最高の教育は人を生かす教育」という哲学のもと、主に青少年の自殺とうつを予防し、なくすため、特にbeingとdoing両面の自己肯定感と幸福度、人間性を高めるワークショップ型プログラムを提供しています。
なお、現在全国的に強化されている自殺対策はゲートキーパーやオンライン相談などで、これらも重要な役割だと思いますが、既に変調をきたしている人たちへの対策です。私たちは、未病対策のように、いわば心が青信号のうちから黄・赤信号にならないよう、青少年の健全な心の育成をすることでの「自殺予防」を重点にした活動をしています。
学校と塾や習い事で忙しくストレスを感じる昨今の子どもたち。自己肯定感が低く、家や学校で受容されていないと感じている子たちも多いです。コロナ禍から、ますます孤立感を抱え、精神疾患や自殺を引き起こしかねない状況にあります。
そこで近年は、青少年対象に居場所作りや学習支援、LINE悩み相談もおこなっています。このように、自分の存在を認めてくれる人・場を提供し、同時に成長機会を創出し、子どもたちの自己肯定感を高め、生きる意欲を向上しています。
こんにちは。戦争が長らく続き、毎日90人近くの人が死んでいる国がどこかご存知ですか?日本です。心の戦争です。今日も30分以内に1人が自ら命を絶っていきます。死を望むほど心が苦しいのです。
自殺は複合的な原因によるケースが多いと言われていますが、WHOでも言及する通り、実際は多くの方が自殺で亡くなる前にうつ病(もしくは依存症)にかかっています。よって自殺を根本的になくすためには、メンタルヘルスが非常に重要だと捉え、当時の常識だった薬での強制的処置ではなく(勿論必要な時もありますが)、“人間の価値”すなわち“自分も大切な存在だ”という価値観を育むという解決法を訴えてきました。
私は人材派遣業界で、派遣社員の方々が抱える人間関係・家庭問題など、様々な悩みに一緒に向き合ってきました。また、むしろキャリアのある人ほど心が疲れている日本社会を見ながら、仕事としてのキャリアだけで人は幸せになるわけではないということを痛切に経験してきました。
牧師に転身し、全国を回りながら人生の面談を続けましたが、外見上幸せに見えても心の中に苦しみや悩みを抱えている人が多いこと、また将来性ある若者たちもうつに苦しみ、自殺にまで至っていることを知りました。
平成10年以降毎年約3万人の自殺者(毎日約15分に1人が自殺)を出していた日本でしたが、国で自殺対策が法制化され、毎年自殺者が減るようになりました。しかし、若年層は死因の一位が自殺であり、ずっと横ばいで減ってこなかったのです。
うつ当事者と関わってみると、ほとんどが幼少・青少年期の家庭や環境にいきつきました。特に愛着形成が根っこにあります。そして、表面的には元気でも、自分への自信と希望を失っている子たちが珍しくないのです。そこで私たちは全ての青少年たちに、関心と温かい心で包みながら寄り添い、愛情の承認欲求を満たすアプローチをしています。そうして傷ついた尊厳を回復し、自分の大切さを認め、生きる力を育むのです。誰もがピースとスマイルを抱いて生きる社会を一緒に創りましょう。
青山学院大学仏文科卒。株式会社さくらグループの本社財務部で勤務後、大手人材派遣会社2社(現パーソルテンプスタッフ株式会社、株式会社スタッフサービス)で営業とマネジメントに従事。キャリアとは違う形での幸せのサポートをしようと東京の渋谷明星教会で担任牧師に。降任後、全国巡回しながら人生の面談と講義を行う(現キリスト教福音宣教会ニューハーモニーチャーチ所属)。
深刻化する自殺を減らすため任意団体JCSSを設立、若者の自殺予防の啓発を開始。メンタル当事者たちの「もっと早く出会いたかった」という声に合わせ、2018年に法人化(NPO法人日本ピーススマイル協会)し、主に10代の自殺とうつの予防活動に取り組む。10代向けの居場所活動やLINE悩み相談、小中高大学・企業でと幅広く全国各地で講座や授業・講演を行っている。
SDGsは「だれ一人も取り残さない」社会づくり。若者のうつと自殺を止めよう!
ピーススマイルは、SDGs(特に3健康と福祉、4質の高い教育、5ジェンダー平等の実現、16平和と公正)を実践する活動です。教育を通して平和を推進する志を持った若者たちが多く輩出され、地球市民として、SDGs全課題を当事者意識をもってなくしていくことができると考えています。
2008年 前身団体JCSS(JAPAN CHRISTIANITY STOP SUICIDE)設立、自己肯定感向上のピーススマイル式ワークショッププログラムを開始。若手社会人対象にSHINE(社員)カップ・フットサル大会開催
2009年 都内8箇所でスマイルワークショップ開催(計380名参加)、SHINEカップ・フットサル大会2回開催(各270名/330名参加)
2010年 スマイルワークショップを全国で年間計6回開催、第4回SHINEカップ・フットサル大会開催(340名参加)、「もう一つのワールドカップ・国際平和チャリティサッカー大会」開催(25か国370名参加)
2011年 東日本震災チャリティワークショップを計5回開催し、被災地にメッセージ付きTシャツを送付。第5回SHINEカップ・フットサル大会開催(420名参加)
2012年~17年 モデルショー、復興ライブ等、多様なイベントを開催しつつ、現場でうつに苦しむ方やご家族の相談に対応。
2018年 青少年の自殺が横ばいであることに気づき、第二の創業期としてNPO法人化。同時に日本ピーススマイル協会、通称JPSA(Japan Peace Smile Association)と改称。中高での出前授業開始。平成30年西日本豪雨にて岡山県倉敷市真備町へ心の支援プロジェクト実施
2019年 青少年の健全な育成事業として、草の根助成事業団及び大同生命厚生事業団、ビジネスパーソンの助成事業に採択される。
2020年 社会啓発として国策のWAM医療福祉機構、青少年支援事業として大和証券福祉財団ボランティア活動助成に採択される。自殺防止メッセージ映像制作において、ジョンソンエンドジョンソンdonate a photoプログラムに採択される。
2021年 WAM医療福祉機構連続採択、青少年支援事業としてcoop地域貢献助成に採択される。オンラインでサマーキャンプ実施。東京都新宿区での10代居場所カフェ事業が東京都の自殺対策補助事業として採択される。
2022年 10代の居場所活動に加え、居場所作りとして新宿区で無料学習支援、オンラインでの悩み相談開始。
2023年 青少年支援の活動を継続(西武信用金庫地域みらい助成金、CBGMこども財団助成)しながら、新宿区に続き中央区で学習支援を開始(中央区社会貢献活動事業補助金認定事業)。東京都地域自殺対策強化補助事業にて若者LINE悩み相談に加え、相談員養成研修を開始。
名称 特定非営利活動法人 日本ピーススマイル協会(略称JPSA)
英語表記 Japan Peace Smile Association
設立 2008年9月(法人化は2018年8月)
代表理事 越智 創
所在地 東京都新宿区高田馬場1‐19‐4‐かぶらや202
問い合わせ先: 問い合わせページ
TEL:050-3196-2363(当法人は非営利活動の団体です。営業行為はその時間を奪ってしまうことになります。それでも営業のご提案が必要と思われる場合は、なるだけお問い合わせ欄よりご連絡下さい。)
2019年度 2019年度活動計算書 2019年度事業報告書
2020年度 2020年度活動計算書 2020年度貸借対照表 2020年度事業報告書
2021年度 2021年度活動計算書 2021年度貸借対照表 2021年度事業報告書
2022年度 2022年度活動計算書 2022年度貸借対照表 2022年度事業報告書
2023年度 2023年度活動計算書 2023年度貸借対照表 2023年度事業報告書
私たちの提言をご覧ください(英訳あり)。「うつと精神疾患を治すには?」)