今年度4月から夏休みまで、東京都では文京区の窪町小学校と多摩市の永山高校、そして愛知県の知多市中部中学校にお招きいただき、自己肯定感を向上する授業を実施しました。
各校ともに、子どもたちの自己肯定感を高めたい、自分も他者も大切に思える生徒の育成と成長を促したいという思いで呼んでいただきました。小学校は道徳授業の公開講座、中高は養護教諭の先生からのご依頼で健康講話として行いました。

公開講座となった窪町小学校では6年生150人に実施しました。
「面と向かって褒められることは、恥ずかしさもあったけど、それより嬉しさが上回った」
「講師の方が最後に話していた、声を掛けることでもしかしたら誰かの命を救うことができるかもしれないという言葉がグッと刺さった」
「もっと友達や周りの人のいいと思ったところをほめて、互いにいい関係になれたらいいと思った」
など、前向きな言葉がたくさん出てきました。

高校生1年生320人の感想では、ほめたり感謝を伝えることで、「お互いに良い気持ちになれる」「仲が深まる」「笑顔になる」などのコメントが多数ありました。また、他人からほめられることで、自分の知らなかった長所に気づき、自己肯定感や自信が高まったという声が多く見られました。
あいさつや言葉の力の重要性を感じた生徒たちは、挨拶やポジティブな言葉が関係を良くし、人を元気にできるという実感が多く寄せられていました。
「ほめたら『ありがとう』と返してくれるので、自分も相手もいい気持ちになれるなと感じました。」
「いっぱいほめられてめっちゃうれしかったし、少しだけだけど自分に自信がついたので良かったなと思いました。」
相手を思いやる言葉が人間関係を深めるということを実感した生徒たちもいました。
「これからも自分の大切な人を大切にして、関係が崩れないように、思いやりを持って行動しようと思った。」
「正直あまり仲良くなくて苦手な人とグループになって上手にやれるのかなと思ったけど、探してみるとその人のいいところがたくさんあって、最初に相手のことを知った方がいいと感じました。」


中部中学校では全学年540人に一度で実施しました。体育館がとても暑いということで、保健委員の皆さんが集まった教室でワークをしながら、各教室に配信し、各クラスで一緒にワークショップをしていただきました。初の試みでしたが、生徒たちも集中して取り組めたようです。
ピーススマイルの出前授業は、このように自己肯定感や自信を一度で持てるような体験をしたり、人として大切なことを気づかせてくれます。授業依頼や検討したい方は、問い合わせフォームより連絡ください。
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