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先日、こどもたちに多様な体験学習活動が提供できるようにと、学校と企業・大学・NPO等のネットワークを作り、運営している課の役職者たちとお会いしました。
私たちの活動と実績を理解いただくとともに、東京都の教育委員会という全体を見る立場からの現状を知ることができました。
実は、自治体のNPO関連部署や先行する学校支援NPO関係者からは、学校が余裕ないのもあり、閉鎖的で、協力を申し出ても関わるのが難しいという話を何度も聞いていたので、こういう部署があるとは正直思ってもみませんでした。
しかし、平成17年度から立ち上げており、子どもたちの将来のために多くの人が考え、施策を計画し、行っていることは、子どもを持つ親として本当にありがたい話でした。
私がいつも実感することは「数字は嘘をつかない」ということです。
最新のデータ(一昨年平成28年度)での都立高校中途退学者数は、
都立高192校において、全日制1229名、定時制1082名 。平成25年で3000名を切り、ここ数年は減ってきているとしても、昨年度は全日制が増えました。
これは全日制に限っても、 1校当 たり平均退学者数6.9 人にあたります。毎年一つの都立高で7人近くが退学。。そう考えると深刻にならざるを得ません。更に留年者という中退予備軍、また中学まで入れて考えたらどうなるのか。。
http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/press/press_release/2017/
files/release20171026_04/besshi02.pdf
(東京都教育委員会報道発表資料
「平成28年度における児童・生徒の問題行動等の実態について(平成29年12月25日差替)」より
一日でも早く、一人でも多くの子どもたちに私たちの活動が行きわたるよう、もっと推し進めようと決心する機会となりました。
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