2019年8月24日、「子どもたちの反応が変わる!魔法の授業をデザインしよう」講座を開催しました。忙しい教員の皆さんが、短時間で授業準備できるようにと企画されました。
道徳が「特別の教科」になったとしても、ICTや英語が導入されるタイミングで、優先度が下げられている現状があります。しかし、教育は人間性の育成が土台となるものです。
今回のテーマは「評価」
新しい道徳授業では、一方的な押し付けではなく、生徒児童の意見を引き出し、かつ尊重しながら多様性を認めるようにします。同時に、何でもありではなく、必要な道徳観を自ら気づき、身につくようにしないといけません。これは、教師の力量が問われます。しかし、その準備時間と労力を十分に割けていないのが、忙しい学校現場の実情です。
しかし、ピーススマイルは、あらゆるところから全ての人たちを認める力があります。ディスカッションしていただいた後に、ワークショップを受けて頂きました。
全体の感想を抜粋します。
「ひとりひとりをのびのびと伸ばしてあげたいと思いました。自分自身が大切な存在であることを実感し、人間性に自信を与えていきたい。大事だと頭でわかっていることを体質化させてあげるにはどうしたらいいかが見えました。」(20代小学校教諭)
「道徳教育に力を入れていてよかった。ほめあいなど、現場でも取り入れたい。」(20代中学校教諭)
道徳授業では
「全員に最高の評価を与えられる教科であり機会」「授業ごとに生徒児童を認め、ほめ、評価できる」「主体性、多面的多角的見方、深い対話、自己肯定など身につけさせたい素養を成熟させられる」ということが共有できました。
これは、学校のみならず、会社などどの組織でも当てはまることではないでしょうか。「評価」とは成否を断罪する前に、マネジメントする側が全員を高評価できる努力をすればいいのです。
今回参加した「全員」が、早速2学期から自分のクラスでやってみると言って下さいました。続けて、応援していきたいと思います。