教育業界の関係者が参加する日本最大級の教育イベント<未来の先生フォーラム2022>にて、代表の越智が「なぜ自己肯定感とウェルビーイングが個別最適化と子どもたちの未来を切り開くのか」というテーマで講義し、70人以上の方に受講いただきました。
多くの方が、関わっている児童生徒たちの自己肯定感を高めたいという意欲で参加されたようでした(事後振り返りアンケートより)。意識高い参加者というのもあると思いますが、具体的で大変勉強になった、参考になったという意見が多く、この場を借りてご参加いただいた皆様に感謝申し上げます。
「ありのままの子どもたちにOKを出してあげたい」(小学校教員)
「たくさん褒めたい。保護者にぜひ今日の話をしたい」(教員)
「存在を認める関わりや声かけを実践していきたい」(中学教員)
「子どものプロセスも認め、広げていきたい」(教員)
など、多くの感想から、早速実践したいことを挙げてくださっていました。ある校長先生からは「先生方と共に、私たち大人自身が『自分を認めること』と言葉を掛け合っていきます。」ともありました。学校での働き方改革が進まず疲弊する教員が多い中で大変大切な働きかけとなることでしょう。
今回当団体が登壇した理由は、子どもたちに影響が大きい教育者の皆様に自己肯定感、特にbeing面の自己肯定感を高めていただきたいからです。特に近年は、個別最適化の学びなど、学校でも様々な教育のアップデートが図られていますが、「大切な児童生徒たちが結果として自己肯定感や幸福感を持っていることが前提」と私たちは捉えています。こうした視点を考えずスキル重視になることのリスクに気づき、児童生徒にどんな指導をすべきなのか、何を提供したらいいのか、一緒に考え、実践する答えを持ち帰っていただきたいと臨みました。多くの方が声掛けから変えていきたいという感想を頂いたので、早速現場で生かしてくださることでしょう。
これからも、子どもたちの自己肯定感を高め、生きる力を育めるよう、日々奮闘されている教育者の皆様にも働きかけていきたいと思います。