2019年12月28日、表題のイベントを新宿区四谷地域センター多目的ホールにて行いました。私たちの未来である、SDGs(Sustainable Development Goals)。私たちに何ができるのか、それをアートとメッセージで表現しました。とはいっても、初挑戦者大歓迎!の企画です。
SDGsとはなんぞやというところから、まずはピーススマイル協会がSDGsをどう実践しているのか、ワークショップで体感していただきました。平和の実践です。SDGsは「全ての人が」当事者となって関わることだから、身近で小さなことから始めようというメッセージです。
誰でも気軽に楽しく参加でき、世代別交流や新しいことへのチャレンジが負担なくできるプログラムです。人生の先輩たちに自分の考えをぶつけ、互いを認めながら考えを深める。主体的・対話的な深い学びです。
時間的に全ての17項目を網羅することはできませんが、各自の知見や意見を出し合いながら、私たちにできること、すべきことを話し合いました。
そして、私たちの想いをどのようにアートで表現するか。学校や世代を超えたチームで取り組んでいきます。
今回は、手芸家としての実績をお持ちの高柳さん(子どもへの暴力虐待防止に取り組む「NPO法人青い空」理事)が、多様に表現できるツールを多種用意してくださいました。これで皆の創造性を生かす幅が大きく広がりました。
最後に、各班で10代ユースたちにプレゼンしていただきました。大人もいる前でのプレゼンは緊張する場面ですが、皆さんしっかりと発言してくれました。
今イベントを通して出来上がった若者たちのビジョンは希望的です。「世界に目を向ける前に、自分に目を向け、自分を見つめ直すことが他者のためにもなり、周りの人達に感謝して生活出来ます。」「自分を作り、良い考えを一人でも多くの人に発信していくことで、思いやりある社会を築きたい。」
「まず自分が変わること」これに気づいたことは大きな成果と言えるでしょう。
皆に触発され、最後に代表が語った「人間には共通する部分があり、だからこそ各自の違いが生かされる。その共通性と多様な個性の両方を大切にすべき。つまり、みんな愛されるべき人なのです。」という言葉がとても素敵でした!という感想もありました。
そして、最後に各自の策人と想いをロープで繋いで一つに。そのように、私たちは一つになれるのです。
2020年、まだまだSDGsの認知度と啓発はこれから。目覚めた私たちから輝かしい未来を作っていきましょう。