8月3日「平和について考えるユース・ディスカッション+アートフェスタ」を国立オリンピック記念青少年総合センターで開催しました(このイベントは、草の根事業育成財団の助成交付を受けて実施しました)。
終戦の日を迎える夏休み、「平和」をテーマに、中高生を中心に様々な世代が同じテーブルで話し合いました。
国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030年までの世界共通目標」SDGs(Sustainable Development Goals)。達成後の世界は、誰もが平和に過ごせる社会ではないでしょうか。そして、この影響を最も受けるといえる今の10代達が当事者意識を持つことはとても重要ではないでしょうか。
SDGsの「平和と公正」「質の高い教育」を推進している私たちからも、自分から平和を実践するワークショップを行い、参加者の顔が一気にほころんでいきました。
誰もが平和は大事だと思うけれど、実際に平和を構築するには、
「今回、相手を知ることが平和につながると考えるようになった。初めて会った人とも挨拶やほめることを通して仲良くなる」(高1男子)
「それぞれの価値観があるから、互いに尊重しつつ、自分の考えも周りに良い影響が与えられるように主張するとよい」(高2女子)
「これまで大規模で戦争・人権・貧困について考えていましたが、自分が身近にできることは、お互い話して他者理解することだと気づきました」(高2女子)
「今回新しく、平和実現のため、許すことや人のよい所を見つけることが大切だと思いました」(中2女子)
会ったことのない人と交流して、考えを伝えあったり、良い所を見つけることで「自分の考えが深まった」という多くの感想もいただきました。
最後に、私たちが身近からできるアクションをTシャツに描いていただきました。短時間でイラストまで!各チーム、心が一つになって、まさに平和を実現したひと時でした。
このような素敵な皆さんの笑顔とマインドが、世界に広がっていくことを願います。