2021年8月7〜9日に開催したオンラインでのサマーキャンプ「Self Design Summer Camp」が無事終えることが出来ました(2021年こくみん共済coop様の地域貢献活動助成支援により実施しました)
明確な自己理解をしたい、また将来の進路を知りたい、社会貢献のために自分は何ができるのか知りたい、このような想いをもった10代が、自他ともに共感できる生き方と志を備え、自分の個性とアイデンティティをどう生かしていくのか。それを明確にし、自分と社会を変えていける力をつける。それをセルフデザインと名付け、自分の未来を切り開いていくためのキャンプを実施しました。
むしろ社会人が学んだらいいのではないかという充実した講師陣、そして心優しい大学生と若手社会人のメンター。1対1の面談も含め、常に新しい学びと発見の日々となりました。何より、自分に焦点を当てたグループワークはこれまで本人が見いだせなかった長所から可能性まで引き出すことが出来ました(プログラム詳細はこちら )。
参加志望動機(一例)
「現在の私は、自分の本当にしたいことがわからず、色々なことに挫折してしまっています。そのような自分を変えたいのです。」(高校2年生)
「自己肯定感が低いと小学生の頃言われ、だけどどうして改善して良いかわからず、何か自分の目指すものが見つかればもっと頑張れるかもしれないと思い、参加を希望しました。」(高校1年生)
「自分にできる、お世話になった方々、国々への恩返しとは何なのか、国際貢献とは何だろうと考えていく中で、まず自分自身の理解や、人生プランを立てられるようになりたいです。」(高校3年生)
このように様々な想いを抱えて参加した子たち。。
「私は、考えることが好きで、多角的に物事を見る力がある人だと分かった。自分の気づかない自分の良さを教えてもらいました。」
「みんなと話していく度自尊心を高めるための片鱗を見つけていくことができ、前よりも自信を持てるようになりました。」
「『私は実はこういう人だったんだ』『そんなことができてたんだ』と、自分について知らなかった部分が分かりました。人と人が国境を越えて分かり合ったり交流するのをサポートする人になりたいです。」
このように変化していきました。ある子は「自分のミッション、志を改めて確認できました。これからは、勇気や衝撃、驚き、発見、感動をあたえて、その子の殻を壊して、次を目指せるようにしてあげたい!」とのこと。本人が今回殻を壊せたから、自分もそういう体験を後押ししたいとのことでした。
日ごとに顔つきと話す言葉が変化していきました。各自が自分のビジョンやミッションを見つけ、最終日には、おのおのが力強く決意表明してくれました。内在する自分自身とその可能性を広げることができた素晴らしい3日間になりました。
日本ピーススマイル協会はこれからも青少年の自己肯定感と生きる力を育んでいきます。