2021年9月14日、リトアニア発、世界180か国以上での同日ごみ拾いイベント(今年は9月18日)、ワールドクリーンアップデー( https://worldcleanupday.jp/ )のプレ・イベントを実施しました。今回は、海洋ゴミ問題に取り組んでいる高校生からの話題提供、そして当団体代表の越智の自然ボランティア経験からの講義により、気軽にSDGsとボランティアを実践できるごみ拾いの意義やそこから得られることを学びました。
※2021年こくみん共済coop地域貢献活動助成による実施
話題提供者は、佐賀県の自然豊かな島で育ち、ヨット部で活躍する高校生の中川さん。一方で、散乱するごみ問題に目を向けるようになりました。自ら環境団体(Oes)を立ち上げてもいます。今回、団体や高校での取り組みを紹介いただくことで、私たちができることは何か、リアルに考え、ディスカッションすることが出来ました。
代表の越智からは、環境を整備することも大事だが、ごみを捨てるのも拾うのも、その人の心から生まれる。だから、人の心を変えていかないといけない。まずは私たちからごみを拾いながら、自分の心にあるごみを一緒に捨てようということ。そして、楽しく持続的にごみ拾いするためにも、当事者意識を持つ大切さについて話しました。
中川さん(登壇後の感想)
「私は、海洋ゴミ問題をたくさんの人に広めることを1つの目標としています。今回のイベントで発表させて頂き、同年代の子達だけではなく、大学生や社会人の方など幅広い世代の方達に、海ゴミについて知ってもらえたと感じています。とてもいい機会をくださって、本当にありがとうございました!イベント参加者みんなが、これから個々でアクションを起こして、環境と向き合っていってほしいと思います。」
実際に参加者からは、
「環境問題に積極的に取り組んでいる方々の話を聞いて、自分も何か参加してみたい、携わってみたいと思えたからです。」(高校生)などと、早速実際にごみ拾いや、何かを自ら実践してみるといった声が多くありました。
「再生がしやすい海で溶けるプラスチックのようなものを作りたい」「もっとSNSを利用してゴミ問題について発信しようと思いました」「学校に協力を依頼し、ごみ拾いをやってみる」という高校生たちの具体的な感想が希望的です。みんなで一緒にやってこそ解決するSDGsです。心もきれいに、環境もきれいに、Let's do it!