人生を先取りしませんか?将来失敗しないために学ぶ失敗体験。~しくじり先生体験記!~
2021年9月23日(祝)、人生の大先輩から人生の失敗と成功体験を学ぶ機会を設けました。人生100年時代と言われる社会になりました。それにつれ、今までの社会生活や仕事・キャリアの在り方などが通用しなくなり、変化していくと言われています。少なくとも、これからの長寿化社会に、誰もが豊かで充実した人生を生きるためには、これまでの社会のレールに乗っていくだけではこうした生き方を享受できないという懸念があります。
社会人にとってはライフシフトを迫られているとも言えますが、これから社会に出ていく学生の皆さんは、こうした時代の流れを知りつつ、進路選択や人生設計をしていく必要があります。とはいえ、社会に出たことがない皆さんがそう簡単にこうしたビジョンを描くことは難しいことでしょう。むしろ、心配・不安もよぎることではないかと思います。そこで、自殺対策強化月間の今月、当企画を行うことにしました。
ゲスト登壇者は、オリンピック開会式でも様々流れたゲーム音楽、「FF」「ドラゴンクエスト」などのゲームを輩出してきたスクウェア・エニックスの元重鎮(元米国スクウェア・エニックス社長)、日本ライフシフト協会理事の岡田大士郎さんでした。
日本興業銀行(現・みずほ銀行)へ入社、ロンドンなどでの勤務後、ドイツ銀行グループで国際税務業務を統括。
2005年にスクウェア・エニックスに入社、2007年まで米国Square Enix, Incの社長などを歴任。
2019年に株式会社HLD Labを創業。並行して、一般社団法人日本ライフシフト協会理事、一般社団法人ファシリティ・オフィスサービスコンソーシアム(FOSC)副代表理事なども務め、ワークハピネスとウェルビーイング社会作りに取り組む。
参加者の声
「自分が生まれてきてただ言われたことをやるのではなく、楽しんでやっていくことが出来ると分かってとてもよかったです。」(中学生)
「”感じる””楽しむ”ということを大切に、また忘れずに自分の人生をつくっていきたいと思いました。」(高校生)
「誰しも直面する壁はあり、挫折してしまうこともあると思うけれど、そのような経験や過程が自分の力に変わっていくと感じました。」(大学生)
「LIfeとWorkは天秤にかけられるものではなく、LivingWorkという一つのものなのだという考え方がとても参考になりました。」(大学生)
「私はキャリアや肩書きを重視しがちで、自分にはそれがないといけないと思いプレッシャーを抱きがちです。しかし、これからは何かを目指す過程で得られたものにも目を向けたいなと思いました。」(インターナショナルカレッジ生)
「しくじり体験等の話を聴いて、働くことの意味と人生をどうしていくかという改めて原点に立ち返って考えることの偉大さを感じられてよかった。これからの人生を幸せにするために人生設計をしていきたいと思った。」(大学生)
「楽しく仕事をしていこうという考えがあれば、いくつになっても新しくできることをしり、自分の環境も、自分も新しくしていこうという考えをもてました。」(社会人)
今後も、日本ライフシフト協会さんと連携し、これからの社会を幸せに生きるために、勇気を与える「しくじり先生」たちをシリーズでお迎えしようと思います。社会で華々しいキャリアをもって成功されてきた方々ですが、実はそれまでに多くの失敗を重ねてきたのです。その人生体験を聞き、まだ見えない大海原を恐れることなく航海していく皆さんになることを願います。