2021年2月11日、今回のプログラムでは、海外(アメリカ・オーストラリア・ハンガリー)の学校で過ごした経験のある現役高校生たちが、各国の教育や文化について楽しく紹介してくれました。その中で海外と日本のいい面を見つけ、今後の教育に必要なこと、それを実現するための授業を皆で考えました。
山本さん:アメリカ(ニュージャージー州、ヴァージニア州)
古屋さん:ハンガリー
原田さん:オーストラリア
3人からは、各国の紹介や、現地で学校生活をして感じたことにとどまらず、各国の特徴と思われる制度やアクティビティについても話していただきました。
アウトプット型のアメリカの授業、学校自体が生活の一部(学校で自主的自由に活動している)となっているハンガリー、家族的かつ自由なオーストラリア、日本とは違う学校生活ぶりに、参加者もたくさんの反応がありました^^
今は、日本で学校生活を送る3人。経験した海外の学校生活スタイルの良さは勿論ですが、だからこそ日本で学べる特色やスタイルについてもよく理解し、発表してくれました。「海外留学の学校生活についてなかなか話すような講演はないので聞けてよかった。」(中学2年生)という声もありました。
その後は、実際にグループワークの時間。どんな授業を実現したらいいか、皆で実際に考えてみました。
「みんなで意見を共有しながら、授業を作り出すのが楽しかったです。」(中学3年生)
「テーマが良い。日本の教育と海外の教育について両方学ぶことができてとても楽しかった。」(高校3年生)
「沢山の方の考え方を知ることができただけでなく自分の考えていることも言語化できとても成長できたと思います!」(高校2年生)
もちろん、こうした感想をいただけるのも理由があります。
「最初に誉めあったことで話し合う相手との距離が近くなり、ディスカッションをとても楽しむことができました。」(高校2年生)
「挨拶の大切がしれた素敵なアイスブレイクでした!」(高校1年生)
自分も相手も大切にできるピーススマイルの表現ワークショップで、なごやかに話せるように、お互い肯定的に意見も出せるようになるのです。
「初対面の人に褒めてもらうことで自信がつきました」「普段あたりまえだと思っていた行動を褒めて貰えた」「意外と年上の方に対しても自分の意見を発言できるんだということに気づけた」「クラスの友人に褒められるのとはまた違う、初めて会った人に、あって数分で褒められる、というのがとても嬉しかった」「接し方を変えるだけでこんなにも相手を喜ばせることが出来るのかと言うことに気づき,相手を幸せにできる力があるということを発見できました!」
これがピーススマイルのSDGs4「質の高い教育」プログラムです。
大事なことは、日本の学校で得られるものが何か、それを分かって得るべきものを得ること。そして、今の学校で得られていない教育は何かわかって、それを自分が学校外で掴んで得る必要があります。そのようにして、環境を問題にせず自分を成長させていけばいいのです。皆さんの今後の成長を楽しみにしています!
「コロナ禍で一人で閉じこもりになってしまいがちでしたが、自分を気にかけてくれる認めてくれる人は沢山いて、一人一人が大切な存在であることをみんなで話し合って感じられました。積極性があること、笑顔が可愛いことを褒めてもらえてそれが自分の長所だと発見出来ました。」(大学1年生)