私たちは「最高の教育は人を生かす教育」という哲学のもと、主に青少年の自殺とうつを予防し、なくすことで、誰もが人間らしく笑顔で生きる平和社会を実現するために活動しています。そのために、自己肯定感や幸福度、人間性を高める心の教育プログラムを提供しています。
元々、私たちの活動は、平成10年以降毎年約3万人の自殺者(毎日約15分に1人が自殺)を出していた日本の惨状、 そして政府や自治体が自殺者を止めることで手一杯な状況を目にして、 自殺の「予防」に先進的に取り組むことからスタートしました。
自殺は複合的な原因によるケースが多いと言われていますが、 実際は多くの方が自殺で亡くなる前にうつ病(もしくは依存症)にかかっています。したがって、自殺問題を根本的に解決するためには、 うつにかからないためのメンタルヘルスが非常に重要だと分析し、 薬で強制的に処置するのではなく、“人間の価値”“自分の価値” つまり“自分とお互いを認め”られる価値観を育むという解決法を訴えてきました。
(以下ページ参照うつと精神疾患を治すには)
幸いなことに、国で自殺対策が法制化されるなどあり、毎年自殺者が減る流れができました。とはいえ、若年層については、死因の一位が自殺であり、決して減っていない現状があります。
私たちが当事者と関わってみると、結局は幼少・青少年期の家庭や教育環境にいきつきました。特に親との関係性、愛着形成が根っこにあります。
私たちは、人間の根本となる人の尊厳を抱き、自分と相手の価値を高く認めるならば、自他共に傷つけず、むしろ力を与え、生かしあう社会になると考えています。よって、私たちの全活動は「人としての根本的価値を認める」教育、「人を生かす教育」です。国や自治体、学校、教育機関、企業、そしてこれを読んで下さった「あなた」と連携を取りながら、このような平和社会を構築すべく、これからも取り組んでいきます。
こんにちは。私は大手人材エージェントで、業界問わず多くの企業様と人材を結びつけながら、多くの方々のキャリア構築をサポート・アドバイスし、同時に人間関係・家庭の問題、様々な悩みにも一緒に向き合ってきました。そして、仕事としてのキャリアだけで人は幸せになるわけではないということを、痛切に経験してきました。
また、人生のキャリアを幸せに過ごし、人生の終焉まで無事に終えるには、結局、人間性が本当に求められるということも。。外見上幸せに見えても心の中に苦しみや悩みを抱えている人が多く、むしろ、キャリアのある人ほど心が疲れている日本社会を見てきました。
それで、神学を経て牧師となり、全国巡回もしながら各地の青年たちと面談をして回るようになりました。そうする中で、多くの若者たちがうつに苦しみ、自殺にまで至っている現状を知り、この活動を始めるようになりました。
皆さん、毎年戦争し、毎日90人近くの人が死んでいる国がどこかご存知ですか?「日本」です。心の戦争です。今日も30分以内に1人が、自ら命を絶っていきます。理由やきっかけは各自違えども、自殺前にほとんどの方が精神疾患にかかっています。幸福感が薄い日本社会は、心の問題を解決できていません。
大学時代から漠然と世界の平和を願っていましたが、社会の現状を知ってからは、誰もが人として生まれ、人間らしく生きる平和社会を実現したいと思うようになりました。それを実現するためには、よりよいキャリアや環境作りも大事ですが、まず自分を受容し、好きになること、そして自分と相手を大切に生きる人間性づくりが根本だと実感しています。心からの笑顔で世界を覆ってみたい。それが今目指している未来です!
1999年
韓国で、FIFA日韓ワールドカップ(2002年開催)時に、外国人を笑顔で迎えようというスマイル運動を提唱。一大ムーブメントを起こす。その後、国や企業の研修教育などで活躍。
2005年 当代表理事が国際交流イベントで日本に招聘し、200名近くが体験。そのノウハウを学ぶ。
2008年 9月に日本での自殺防止に取り組む委員会JCSS設立、サイト制作開始
啓発・予防活動の一環として、上記のプログラムを導入。
第1回 SHINE(社員)カップ・フットサル大会開催
2009年
東京都内8箇所でスマイルワークショップを開催(計380名参加)
第2回/3回 SHINEカップ・フットサル大会開催(各270名/330名参加)
2010年
うつ自殺予防スマイルワークショップを全国展開し、年間で計6回開催
第4回 SHINEカップ・フットサル大会開催(340名参加)
「もう一つのワールドカップ・国際平和チャリティサッカー大会」開催
(25か国370名参加)
2011年
3月~東日本震災チャリティイベントとして、
「笑顔と愛のことばワークショップ」を年間で計5回開催
各被災地にメッセージ付きTシャツを送付。
第5回 SHINEカップ・フットサル大会開催(420名参加)
2012年
各種団体とのコラボを通して、モデルショー、復興ライブ等
多様なイベントを年間で計5回開催
2013年
現場でうつに苦しむ方やご家族の相談に対応
上記以外、協同で企業や大学と連携、
また各種団体にてワークショップやセミナーを開催
2017年
日本ピーススマイル協会、通称JPSA(Japan Peace Smile Association)に改称。
第二の創業期としてプロジェクト開始
2018年
NPO法人化
2019年
草の根助成事業団及び大同生命厚生事業団ビジネスパーソンの助成事業に採択される