土台の人間性教育から生きる力と平和社会が育つ

 皆様は、子どもたちに何を「教」え、どのように「育」てたいですか? いわゆるキャリア教育では「一生食べていく人材にする」ための教育はできます。これも必要です。とはいえ、仕事がうまくいくだけで幸せになるかと言えば別問題です。いわゆる勝ち組になるための教育がゴールでは、以前と変わりません。
 ご自身が関わられている子どもたちの社会に出てからの姿を想像できますか?なぜこんなに労働力不足なのに、就活がいまだ大変なのか。簡単です。採用したい人材が少ないからです。
 職場では若手に叱れないと言います。高学歴は人と比較して自信をつけてきたから壁にぶつかると打たれ弱い。低学歴は意欲も自信もないからコミュニケーションも苦手。まさに「生きる力」が弱い。資格や語学力もあるにこしたことはありませんが、採用側は人間性を一番評価します。社会が求めるコミュニケーション力、主体性、協調性。これは人間性、人間力でしょう。だから、まずは人間性を磨かないといけません。
 また、学力やキャリアを積んでも幸福度指数が低い、つまり幸せに直結していないことを今の大人たちが既に露見させています。これは、キャリア教育や学力向上だけでは乗り越えられないことを意味しています。しかし、キャリアで成功した一部の人たちがキャリア教育を推奨しています。では彼らの家族は?キャリアで成功して家族子育てで失敗している人も、実は少なくないのが現代社会の矛盾です。
 私たちは、皆様が手塩にかけて育て社会に出てきた人たちを相手に、彼らの抱えるキャリアやメンタルの悩みをカウンセリング、コーチしてきました。しかし、問題の根本は心の形成に最も影響を与える学生時代にさかのぼります。だから、私たちは教育現場に降りてきました(ご存知の通り、若者の死因の1位は自殺である不都合な真実を今の政権やメディアではほとんど報じない。勉強できない子ばかりが死ぬわけではない)。
 もう少し詳しく話しましょう。教育現場では、全体の底上げと同時に、個性を尊び育てるというテーマの難しさに悩む教育者の方が多いのではないでしょうか。自己肯定感の向上も切実な課題となっています。とはいえ、教育現場は毎日目の前の業務と問題をこなすことに追われ、本来家庭がすべきことも背負わされています。
 また、SNSの発達など、子どもたちを取り巻く環境は速いスピードで変化する一方、子どもたちの意識はその変化についていけていないように感じられます。だからこそ、変化の激しい社会の中で生き抜く力が必要だと言われています。つまり、主体的に判断し、多様な人々と共働できる人間であること。さらに、問題解決はもとより、新たな問題を発見し、解決に繋げられる人間であること。どうしたらそのような人に育てることができるでしょうか。
 結論を言えば、あらゆる社会環境や変化に打ち勝てる「真の生きる」力を育むには、変化の激しい社会でも(例えばキャリアを失ったり、学力では通じない時も)揺るがない精神、人間力いわばヒューマンスキルがまず必要です。
 健全な心・人間性を持っていれば、学校や社会で問題行動を起こすことはありません。不登校、ひきこもり、いじめ、うつになりにくくなる。そして、相手を尊ぶ人間性を持っていれば、周りが放っておきません。十分生き抜くことができます。
 この根幹を教育し、解決するのが私たちの教育プログラムです。さらに、キャリア教育や国際理解などにも、こどもたちから主体的に取り組み、社会参加もできるようになることでしょう。ひいては互いの多様性や価値観を認め合う平和社会に繋がることでしょう。
 ここを私たちがサポートし、学校現場が目指す目的を共に成し遂げていく「地域学校協働活動」を皆様の学校でも実現していきたいと考えています。

どんな社会になっても人間性は必須

 まずは人の土台となる健全な心と考え方が重要です。アスリートを見ると、結果を出す人は基本が本当にしっかりしています。まず基本ができたうえで、その人の個性が発揮された時に、素晴らしい結果を生み出しています。
 実は、人間性も同じです。つまり、人間の基本として健全な心と考え方(例えば、愛、喜び、平和、寛容等)を身につけた上で、各自が潜在的に持っている個性を開発してこそ、人生で求められる成果をあげられることでしょう。
 誰もが人として持つべき心と考え方が、いかなる時代でも通用する人間的資質であり、これこそが真の生きる力と言えるのではないでしょうか。上記のような土台なしに個性や多様性を認めても、善悪を判断できず、未成熟でわがままな人間になってしまう恐れもあります。

レジリエンスと生きる力を持つには

 人生でどんなネガティブな状況に陥ってもレジリエンスを持って乗り越えていける人は、「自分の価値を揺るがないほど認めている人」ではないでしょうか。
人生にはネガティブな状況が山ほど起こります。いじめ、競争で負ける、人間関係の失敗、失業。。しかし、学生時に勉強の成果や仕事の成功といった「できる」という基準ばかりで、自信や肯定感を得てきたとしても、結果を出せなくなった途端に喪失します。しかし、残念ながら、最近の教育法は、こうした基準ばかり重視する傾向にあります。自分の価値、人間の尊厳を絶対的に持っている人は、何があってもまた立ち上がることができます。崩れません。
逆に、生徒のためと言いながら、度が過ぎたリスクマネジメント・事なかれ主義に陥った学校では、子どもたちがチャレンジし、自己肯定感や生きる力を生み出せなくなるのは当然です。

自己肯定感と人間性をもてば、教育問題の多くが解決する

実は、社会ではキャリアのためのスキルより「ヒューマンスキル」が求められている

人間性を磨けばキャリア教育もスムーズに

「キャリア教育」「国際理解」が推進されています。しかし現状は、単に「進路や職業を知る」キャリア教育、単に「外国文化を知る」国際理解でとどまりがち。下手したら英語能力を高めるだけ。
 そして、社会が求める資質は、まずはヒューマンスキルすなわち人間性を備えた人材です。勿論ただのいい人ではダメですが。会社で人間性を備えさせる時間はありません。人間性が育っていない人こそが本当に使えない人材です。自分の価値を認めていれば、自ら主体的にキャリアにも国際理解にも関心をもって挑戦していくようになります。

一人一人がどれほど特別な存在なのか。かけがえのない人なのか。

 このことを改めて、まず教育者が身をもって知るべきです。人は、自分の中に宝物をたくさん持っているかわかったら、教師や親が言わなくても、自信をもって自ら前へ進むようになります。
 しかし実際は、残念ながら家庭環境をはじめとして、周りの大人や自分でその可能性の枠組みを狭め、型にはめてしまってはいないでしょうか?少なくとも、子どもたちは、学力とスポーツというわかりやすい物差しばかりで自分を評価しがちですね。
 皆様が実感されている通り、青少年の低い自己肯定感は、学ぶ意欲の低下は勿論、ひきこもりから将来のうつ、自殺への危険を高めていきます。教育者は学問もですが、まずは人生を教えることを目指す教育者であることを願います。

自分と相手の価値を認めること=真の「生きる力」

ピーススマイルの地域学校協働活動は「人間力」から主体的な社会参加を促す

ピーススマイル教育授業は、ひきこもり、うつや自殺の「予防注射」

 まずは「自分を愛し、互いを愛する」こと。私たちはこのことに尽きると考えています。人間は愛情で育つからです。本質的な解決法です。自分=人間の価値、尊厳を絶対的なものとして認めるならば、自分や相手を傷つけたり、問題行動を起こすこともありません。だからうつやひきこもり、自殺に至らないための最善策です。
 人は考えた通りに行動します。したがって、問題行動を起こす根本の原因である、心と考え方を変えることで、いじめ、学級崩壊、窃盗万引きなどの犯罪や非行、性問題など、青少年期にみられる諸問題も解決できます。子どもたちが一つになる学級力向上という目標達成に大きな助けにもなることでしょう。
 今推進されている地域学校協働活動も、こうした考えと価値観を培うために取り組むならば、子どもたちが主体的に社会に関心と目を向け、積極的に参画することに繋がることでしょう。

最高の教育は、人を生かす教育=ピーススマイル授業

 これが私たちの哲学です。よって、地域学校協働活動も「将来食べていける人材」つくりが目的ではなく、どんな社会になっても適応し、幸せに生きていく人つくりが目的にならなければなりません。そうしてこそ、国や地域社会でも活躍できる人材にもなるでしょう。私たちのプログラムで協働活動を行い、主体的にまなび、地域参加もできる子どもたちに育てませんか? 授業内容はこちらでもご覧になれます。 土曜学習応援団学習プログラム
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