自分を認めることで主体的に生きる力

 私たちの教育メソッドは、様々ある教育理論と異なるものではなく、それらのベース、根幹になるものです。
教育関係の皆様は、関わられている生徒たちの10年後を考えたことがありますか?社会に出てからの姿です。なぜこんなに労働力不足なのに、就活がいまだ社会問題狂騒曲のように繰り広げられているのか。簡単です。採用したい人材が少ないからです。
 残念ながら、正直、様々な壁にぶつかると自力で解決できません。コミュニケーションも苦手。まさに「生きる力」が弱い。それで、社会で通用するためのキャリア教育、国際理解を強化しているのでしょうけれども、間違っています。そういうスキルも必要ですが、採用側は人間性を一番評価します。仕事のスキルがあっても、好き嫌いなしにチームワークを構築して長期働かないといけないからです。でなければ使えない人材とみられます。
 また、学力やキャリアを積んでも幸福度指数が低い、つまり幸せに直結していないことを今の大人たちが既に露見させています。これは、キャリア教育や学力向上だけでは乗り越えられないことを意味しています。
 私たちは、皆さんが手塩にかけて育て社会に出てきた人たちを相手に、彼らの抱える問題をカウンセリングやコンサルティングをしてきました。しかし、こうした人間性や性格は、おおかた青少年期までにつくられます。つまり、問題の根本は学生時代にさかのぼります。だから、私たちは教育現場に降りてきました。
 もう少し詳しく話しましょう。教育現場では、全体の底上げと同時に、個性を尊び育てるというテーマの難しさに悩む教育者の方が多いのではないでしょうか。自己肯定感の向上も切実な課題となっています。とはいえ、教育現場は毎日目の前の業務と問題をこなすことに追われ、本来家庭がすべきことも背負わされています。
 また、SNSの発達など、子どもたちを取り巻く環境は速いスピードで変化する一方、子どもたちの意識はその変化についていけていないように感じられます。だからこそ、変化の激しい社会の中で生き抜く力が必要だと言われています。つまり、主体的に判断し、多様な人々と共働できる人間であること。さらに、問題解決はもとより、新たな問題を発見し、解決に繋げられる人間であること。どうしたらそのような人に育てることができるでしょうか。
 確かに、キャリア教育、国際理解教育をもって、主体性やコミュニケーション力などはある程度解決し得ます。だからそれ自体を否定はしません。ただ、根本の核が抜けているのです。仕事がうまくいくだけで、よりよく幸せに生きていけますか?そうではなく、あらゆる社会環境や変化に打ち勝てる「真の生きる」力を育むには、変化の激しい社会でも(例えばキャリアを失ったり、学力では通じない時も)揺るがない精神、人間性いわばヒューマンスキルが必要なのです。
 そもそも人は考えた通りに行動するので、いい性格、健全な心を持っていれば、学校や社会で問題行動を起こすことはありません。そして、どんな状況でも自分の価値を認められる根本の人間性とアイデンティティ、そして相手を尊ぶ人間性を持っていれば、生き抜くことができます。周りが見捨てることもありません。この根幹を一緒に解決するのが私たちのミッションだと思っています。
 こうした課題をPTA、地域の人材だけではなく、企業や各種の専門家たちが協働して、解決すべできはないでしょうか?現場と教育委員会でふみ止まっているうちに、毎日子どもたちの成長機会は過ぎていくのですから。

まずは人の土台となる健全な心と考え方

アスリートを見ると、結果を出す人は基本が本当にしっかりしています。まず基本ができたうえで、その人の個性が発揮された時に、素晴らしい結果を生み出しています。
実は、人間性も同じです。つまり、人間の基本として健全な心と考え方(例えば、愛、喜び、平和、寛容等)を身につけた上で、各自が潜在的に持っている個性を開発してこそ、人生で求められる成果をあげられることでしょう。
誰もが人として持つべき心と考え方が、いかなる時代でも通用する人間的資質であり、これこそが真の生きる力と言えるのではないでしょうか。上記のような土台なしに個性だけ伸ばしても、むしろ未成熟でわがままな人間になってしまう恐れもあります。

レジリエンスの前にあるべき自己肯定感とは

あるべき自己肯定感とは、人生でどんなネガティブな状況に陥っても
「自分の価値を揺るがないほど認められること」ではないでしょうか。
人生にはそうしたことが山ほど起こります。いじめ、競争で負ける、人間関係の失敗、失業。。
しかし、学生時に勉強の成果や仕事の成功といった「できる」という基準ばかりで、自信や肯定感を得てきたとしても、結果を出せなくなった途端に喪失します。しかし、残念ながら、最近の教育法は、こうした基準ばかり重視する傾向にあります。
逆に、生徒のためと言いながら、度が過ぎたリスクマネジメント・事なかれ主義に陥った学校では、子どもたちがチャレンジし、自己肯定感や生きる力を生み出せなくなるのは当然です。

根本的な肯定感と人間性を身につければ、教育問題の大部分が解決する

社会で求められるのはキャリアのためのスキルよりヒューマンスキル。昨今のキャリア教育と国際理解の限界

真の「キャリア教育」「国際理解教育」を成し遂げるには

「キャリア教育」「国際理解」の必要性が叫ばれています。平和の祭典、東京オリンピックを控える今はなおさらのことでしょう。
しかし現状は、単に「進路や職業を知る」キャリア教育、単に「外国文化を知る」国際理解でとどまりがちです。下手をしたら英語能力を高めるだけ。これでは、表面的な自己肯定感と希望を得て終わります。勿論、このようなアプローチで自信を与えること自体はいいことです。しかし、将来、そのスキルや職業で「できない」という壁にぶつかった途端に、自分への自信は簡単に崩れてしまいます。実際、推進校や進学校から自信をつけて大学や社会に上がってきても、同じレベルの学力などを持った人間がざらにいる環境に来た途端に、自己肯定感や自信を喪失する人たちをたくさん見てきました。それだけではダメですよということです。
そして、社会が求める人材は、スキルを持った人間より、まずはヒューマンスキルすなわち人間性を備えた人材です。勿論ただのいい人ではダメですが。仕事は会社で教えます。しかし、会社で人間性を備えさせる気力も時間もありません。人間性が育っていない人、それは本当に使えない人材です。

一人一人がどれほど特別な存在なのか。かけがえのない人なのか。

このことを改めて、まず教育者が身をもって知るべきです。人は、自分の中に宝物をたくさん持っているかわかったら、教師や親が言わなくても、自負心をもって自ら前へ進むようになります。
しかし実際は、残念ながら家庭環境をはじめとして、周りの大人や自分でその可能性の枠組みを狭め、型にはめてしまってはいないでしょうか?少なくとも、子どもたちは、学力とスポーツというわかりやすい物差しばかりで自分を評価しがちですね。

自分と相手の価値を認めること=真の「生きる力」

狭い教育現場の限界を、社会のプロフェッショナル集団が解決する

人が幸せになるには、もっと大切なことがある

まずは「自分を愛し、互いを愛する」こと。私たちはこのことに尽きると考えています。本質的な解決法です。自分=人間の価値、尊厳を絶対的なものとして認めるならば、自分や相手を傷つけたり、問題行動を起こすこともありません。
人は考えた通りに行動します。したがって、問題行動を起こす根本の原因である、心と考え方を変えることで、いじめ、学級崩壊、窃盗万引きなどの犯罪や非行、性問題など、青少年期にみられる諸問題も解決できます。子どもたちが一つになる学級力向上という目標達成に大きな助けにもなることでしょう。
こうした考えと価値観を培ったうえで、キャリア教育や国際理解に取り組むならば、願うべき成果をあげることができるのではないでしょうか。

最高の教育は、人を生かす教育だ

これが私たちの哲学です。よって、皆様の学校などで、当ワークショップ出前授業を活用していただくことを歓迎します。文部科学省推進「土曜学習応援団」にも入っています。土曜学習応援団学習プログラム
私たちのプログラムには、教育現場の課題を根本的に解決する力があります。まずは、何ができるかお気軽にご相談下さい。 
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